数字のうそ、ほんと

散歩コースの途中にサウナがあり、2時までに入れば半額サービスとのこと。二俣温泉の露天風呂もあるらしいので行ってみた。確かに温泉はあるのだが、湯の花にお湯を通して温泉の成分にしたお風呂。再現性は疑わしい。http://www.kanto-onsen.co.jp/tokkyo.htmlの製品であることがわかった。

サウナの野天風呂には、成分表として

■炭酸カルシウム 95.75%

□硫酸 1.29%

□鉄 0.93%

□ケイ酸 0.67%

□アルミニウム 0.51%

□塩素 0.39%

マグネシウム 0.18%

マンガン 0.16%

□水 0.12%

とある。温泉の成分表は、お湯に溶けている成分を表にしたもののはず。これは、水 0.12%ということからもわかるように「湯の花」の分析結果を表示したもので、温泉の効用に関係したお湯に溶けている成分の表ではない。ぼんやり見ているとだまされる。不当表示。粉飾決算。数字にだまされることは多い。経済や会計のことはよくわからないので、株には手を出さないが、数字にだまされやすい素人が株に手を出し、記者の勉強不足から専門家の警告もマスコミに載らず、証券取引所も後手にまわり、おおさわぎになっているのがホリエモン騒動だろう。昨年3月ころから警告を発していた専門家がいる。

http://blog.goo.ne.jp/yamane_osamu/d/20060118

じっくりお読みください。